天皇

목차

(１) 問題の所在
(２) 天皇の必要性
(３) イメジとしての天皇
(４) “見える天皇”へ
(５)「御影」
(６)「御影」と民衆
(７) 結び

본문내용

(１) 問題の所在
日本の天皇の授業と、他の日本地域基礎の授業を受けながら、私の興味を引く分野があった。それは、戦前日本の国民国家形成において天皇の象徴化と天皇を中心とした中央政権の確立である。当時の明治政府は国民にとって天皇の存在を神格化し、天皇の命令、勅語といったものを通じて帝国主義を広げ、国民の思想まで操るようにする。さらに天皇の下、国民国家を形成し、国を発展させていこうとした。天皇の“見える天皇”と神格化について書きたい。

(２) 天皇の必要性
江戸末期、討幕派が幕府を倒し、「王政復古の大号令」を発布し、江戸時代前のように天皇が統治する時代を開くようになる。これによって天皇の地位は上昇していく（西川、2011、45p）。しかし、実際政治を動かしていたのは大久保利通、岩倉具視といった西洋文明を受け入れようとした人物（薩長）には権力というものが無かった。政治を行うためには西洋のように絶対的な権力を持った権力者が必要だと彼らはわかっていた。そのとき浮上したのが天皇の存在である。しかし、江戸時代から藩中心だったため天皇は“見えない”存在であった。その天皇を民衆に絶対権力者として刻印させる必要があったため、彼らは天皇を民衆の前に現して“見える天皇”とし、天皇を視覚化しようと試みたのである（多木、天皇の肖像、1988、3-8pp）。
また、当時の人々には天皇に対する意識が薄かったので、天皇を民衆に知らせるのが急務だった。「しか天皇が存在するという実感を持てた百姓・町人は、京都周辺のごく一部であったろう。明治新政府が、天皇を中心とする国家の形成を考えたならば、天皇を人々の前に示さなければならない。早くも明治元年には大阪行幸が実行され、さらに東幸が始まる。また天皇の写真の下付もあった。御真影である。こうして天皇の存在は人々に知られていくようになる」

참고 자료

없음